アマゾンが注文したら30分でお届け!?

朝注文するとその日に届くアマゾン。
配送料も無料なので、よく使う。

本はもちろん、カメラや掃除機、電池、パンツ、ミネラルウオーター、入浴剤、歯磨き粉、ちびきち用のフリスビー・・。生活に必要なものはバナナ以外、ほとんどアマゾンで注文している。友人に話すと「ばかじゃないの!ポイントもつかないのに!」といわれる。こないだ、購入履歴をチェックしてみるとけっこうな額であった。たしかに ばかかもしれない。

届けてくれるのはヤマト運輸のお兄さん。
すっかり顔なじみである。いない時が多いのでたいてい不在通知がポストに入っている。それを見ながら電話をする「もしもし」。「あー、なおきんさんですね」住所どころか名前をいうまでもない。もはや声だけでぼくだとわかるのだ。どんだけなじみなのかと。届けに来るたびちびきちには、あいかわらず吠えられてるけど。

米アマゾンがAmazon Prime Airなるサービスを発表した。
なんと無人ヘリをつかい、配送センターから30分以内で荷物を届けるという。5ポンド(2.3kg)までの荷物なら搭載可能で、アマゾンが出荷する86%はこれ以内でカバーできるという。2015年の実用化をめざすということである。

実現の可否はともかくとして、想像するとなかなか楽しい。


▲ これがその無人ヘリ

南の上空、黒い点。きっとあれがそうだ。注文したぼくのパンツを運ぶアマゾン無人ヘリである。黒い点はだんだん大きくなり、こちらへと近寄ってくる。おそらくGPSであらかじめ位置情報がインプットされているのだろう。住宅地を超え、迷わずまっすぐこちらへやってくる。頼もしい。だが問題は風だ。途中、だんだん向かい風でひどくなり近づけないでいる。ゆらゆらと煽られては体制を整え、それでも賢明にこちらへ向かってこようとする。その姿はとっても健気である。ついにはあと30mほどまで近づいた。

だが突風にあおあられ数十メートル離される。「がんばれ!」と声が出る。パンツのはいった箱が前後左右に揺れている。パンツも一生懸命なのだ。風なんかに負けるんじゃない。そのうちポツリ、ポツリと雨まで降ってきた。しまった!「雨天の場合、お届けは翌日にさせてもらいます」と規約に書いてあったのを思い出す。無人ヘリは雨を感知するとくるりと方向を変える。無人だけにここは無慈悲である。それからこんどは追い風に乗ってすいーっともと来た方角へ飛んでいってしまう。来るときと比べ、この逃げ足の速さはいかがなものか。ああ、入魂の勝負パンツ。決戦は今夜だったのだが。

イデアはおもしろいが、日本での実現は難しい気がする。電柱や電線が張り巡らされているし、集合住宅には不向きである。不在だった場合の対応や、どうやってドアベルを鳴らすのか。本人確認をどうするのだろう。ヘリごと盗まれる可能性については・・・

などなど、できない理由をあげればキリがない。そんなこと、米アマゾンにだってとっくに想定しているはずである。その上でこの発表。不可能を可能にするのがアマゾンの、そもそも企業の役目。イノヴェーションなき企業は、遅かれ早かれ消える運命にあるのだ。

たまに河川敷でA.R.Drone ヘリを飛ばす。
飛ばしながら、これはいろいろ使えそうだなと思う。監視カメラの役目をしたり、広い駐車場の車を誘導したりなど、いささか貧相な想像力ではあるけれど、考え出すと止まらない。だからこれをペリカン伝書鳩の役目をさせられないか?というのは自然な発想かもしれない。


▲ A.R.Droneを飛ばしているなおきん&ちびきち

ちなみにちびきちの体重は5ポンドである。

Amazon Prime Air 動画

11 件のコメント

  • 無人ヘリというところがいかにもアメリカですね。
    日本みたいに狭いところにごちゃごちゃした所ではちょっと無理かな〜。

    ところで、ちびきちくん、軽いですねぇ。うちのトイプーなんて10ポンドあります(涙)

  • ヘリでお届け、いいですねえ。実用化はともかくとして楽しい妄想が膨らむですよ。勝負パンツが無事に届きますように。

    あと自分も、近所になくてAmazonにあるものはAmazonで買っちゃいます。他のショップのポイント還元分を考えても安いことも多いし、ポイント目当てに余分なもの買っちゃうこともないですしね。

  • 自分でECをやっているのに、必要なものはほとんどAmazonで買ってしまっているという大きな矛盾に気づいたときに、人生を考え直しちゃいました(笑)
    (笑い事ではすまないか!)

  • 無人なだけに無慈悲・・座布団1枚はビミョーな感じかしら。だけどrisaさんのコメントに、いいね!を1票投じたい!
    何年か前に、クリスマスプレゼントで、小さなヘリコプターを子供に買いましたが、私がテンション上がりました。空を飛ぶって楽しいし、飛ばすのも楽しいと、その時思いました。

  • このニュース、最初、なんて愉快な冗談だろうと思いましたが、本気なんですね!あのAmazonがそんなコメディなことするわけないでしょhahaha、なんて思った私の感覚が完全な思い込みでした(笑) きっと地域限定サービスのはず。。。そんなことなさそうですか?(^o^)

    あの黄色いコンテナは回収されるのか、自分用で買うのか気になります(笑)

  • このニュース見たとき、なおきんさんアップしてくれるかな♪と楽しみにしてました♪

    なおきんさんの想定がおもしろくて笑ってしまいました。
    実現したら、ちょっと楽しそうで注文してみたくなっちゃう♪
    一軒家じやない場合は窓からお届けになるのかな?
    スマホでアプリをダウンローして、いま居る場所や転送先を知らせるとか?

    そういえば、ドラえもんのどこでもドアは実現可能だとテレビで見ました!
    未来はけっこう楽しい方向に向かってるかもしれませんね♪

  • 30分以内にヘリコプターでですかっ!
    想像するのはとっても楽しくて面白いです。
    きっとなおきんさんのパンツのように、もうちょっとのところで受け取れない・・・
    という人が続出しそうです^^
    でも、送料はまさか無料じゃありませんよね。

    ちびきちくん、5ポンドって軽いですね。
    思わず冷蔵庫から一ポンドのバターを取り出してみました。
    三つしかなかったので、ちびきちくんの重さを感じることは出来ませんでしたが。
    うちのにゃんずは、ふたりとも大きいです。
    男の子の方は、6キロ以上あります。
    多摩川のほとりをお散歩なんて、いいですね♪

  • kei3さま
    いいね!いただけますか〜!?
    ありがとうございます!!うれしいなっ♪
    なおおきんさん、すみません、
    うれしくてついkei3さまにコメントしてしまいました、汗

  • エイシアさん、一番ゲットおめでとさまです!
    そうですね。ロボット大国の日本ですら機械にデリバリーさせる発想はないですね。ちなみにぼくの住むマンションをGPSで位置確認するとどうしても、となりのアパートになってしまいます。この調子じゃ絶対誤配送されるにちがいないです。ちびきちは名前のとおりになってしまいました。
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    oreoさん、
    「空が飛べたなら」と誰もが一度は思うことでしょうが、ちびきちに限っては思えない様子。写真のAR.Droneヘリから逃げまくります。幼い頃、飛行機にのせられたのもトラウマになっちゃってるし。
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    maruさん、
    そうですね。妄想が膨らみますね。もともとぼくなんて妄想だらけなので暴走しかねないですが。Amazonも商品によってはたまにポイントが付くようですが、次の買い物で強制的にポイントぶんディスカウントしてくれるようです。なので「ポイントをためる」という発想自体無いですよね。
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    risaさん、
    そのとおり!男はパンツの中身で勝負!
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    たいさん、
    ECをされている仕入れ価格より安いということでしょうか。だとすれば、なんだかせつない話ですね。送料無料というのはありがたいですが、アマゾンの高すぎる要求に配送業者にとっては地獄の苦しみのようですね。
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    Kei3さん、
    いやあ、そこ座布団狙ってないです(笑)。ともかく空をとぶって楽しいですね。旅客機じゃ実感ないけどセスナ機だとリアルでいいですね。いつかパラグライダーに挑戦したいです。
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    ぱりぱりさん、
    どうやら本気のようです。でも米国では無人機で商売してはいけないという法律があるそうです(殺人ならいいのか?という疑問もありますが)から、法の改正を含めて取り組むのだとか。「地域限定」というのは否めませんね。
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    はてなさん、
    「パンツ」というのは自分でも安易な発想だったと思います。だって30分以内にアマゾンから届けて欲しいものなんて考えつかなかったので。そもそも「勝負パンツ」ってありえるのかなと(笑) 個人的には無人ヘリより、ピンクイルカやマナティーとかが運んできてくれると楽しそう!これぞアマゾン。
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    ユーリさん、
    思うんですけど、ケースじゃなく中身むき出しで飛んでこられるとちょっと困ったことになりそうです(パンツが洗濯物のようにはためきながら飛んで来るさまを想像している)。「意外とすごいの注文されてるんですね」と隣に住むおねえさんとかに言われ、「いやあそれほどでも・・」とかいってる自分がコワイです。ところでネコで6kg以上ですか。こんどちびきち乗せて走ってもらっていいですか?
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    risaさん、よかったですね!

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    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。