安西水丸さんを偲んで

こんにちは、なおきんです。

さいきん更新サボってんじゃないの?などと、罵声を浴びせられ、石もて追われる毎日です。どうかみなさん、おてやわらかにお願いしますね。これまで1周間に3回のペースで更新してましたが、ここしばらく2回くらいになりそうです。最低限このペースは守っていきたいので、どうかあたたかくみまもってやってください。

さて、以前にもふれたようにぼくは安西水丸さんのイラストが好きです。あのなんともやさしい線と上質な詩のようなタッチ。見る者のガサガサした気分を穏やかにし、不安な気持ちを安心に変えさせてくれるようなマジックを感じますよね。そこはかとなく幸福感も漂ってくるような。ぼくのイラストは画伯にはまったく至りませんが、それでもどこかに画伯の影響がみられるかもしれません。意識せずとも影響ってじわじわとにじみ出ることがありますから。安西水丸さんが3月に逝去されたと知ったとき、少なからずショックを受けたものです。そのときは執筆中だったそうですね。こころよりご冥福をお祈りします。

もし、安西水丸さんがイラ写キャラを描いていただけたなら、どんなふうになるんだろう?と厚かましくも思ってみました。思いはじめたら止まらなくなり、だったら自分で書いてしまおうと、つい、描いてしまいました。たいへん恐縮ながら、故人へのオマージュとして。

◆ ちびきち

◆ なおきん

◆ なぜかバナナ

まだまだ修業が必要であることを実感。
ほんと、惜しい方をなくしました。

東京では八重桜も散り始め、春は次第に初夏へとまっしぐらなきょうこのごろ、どうか穏やかで健やかな毎日をお過ごしくださいね。

というわけで、次回また!

5 件のコメント

  • なおきんさん こんばんは

    ひとこと欄のことば、耳が痛いです(いい意味で響きます!)
    自分の蒔いた種にいつもどこかで直面して
    その時の内容は違う風でも、痛むのはいつも同じところだから
    体験から学べているのかそれともそうじゃないのかって思う時があります。
    でもいろんなこと体験できること自体しあわせなんですよね、きっと
    明日もがんばります
    なおきんさんも、すてきな春の日々を!

  • 罵声・石もて追われ・・・って、マジですか。わけの分からんケチを付けられましたね。有名になると、余計な気苦労があるんですね。インターネットだから、というのもあるかもしれませんが・・・うーん。
    画家さんについてはあまり詳しくありませんが、自分が絵を描けないだけに、単純に描ける人は凄いなあと思ってます。特に人物画。写真のような絵もそうですが、新聞やニュースでよく見る、政治家などの特徴をやたら強調した風刺画?漫画?みたいな絵に、技を感じさせられます。海外の物で、言葉が分からなくても、言いたいことが凝縮されていて分かり易く、ちょっと楽しい。
    それと同じ楽しさを、なおきんさんの絵に感じてます。政治家もそうですが、「おじさん」の絵が楽しみだったり・・・。

  • どのイラストもばっちり「安西」風ですね!。 中でもバナナのイラストが「いいねっ!」です。私も「安西水丸」さんが「心の師匠」です。

  • シンプルなのは是か非か?

    余分なものを削ぎおとした
    美しさに必要なのは
    素材の持つ素質のレベルなのかもしれません。

    雑と評価されるか
    粋と評価されるかされるか

    ファッションも
    たかが服されど服とは言うものの

    着ている人によって左右されるのは
    極々シンプルなデザインな
    ような気がします。

    校長先生の話は
    短い方が評価が高いと思いますね。

    長くするより
    短くする方が難易度が高いと思うから。

    その点で
    絵本や児童文学が好きな私です。

  • min.oさん、一番ゲットおめでとさまです!
    そうですね。いろんな体験ができる→ワクワクする→経験をつむ→成長する→さらに高いレベルの体験ができる の繰り返しですね。もちろん、すべてにおいて「次は高いレベルの体験」というわけにもいかないでしょうけど。お互いがんばりましょうね。
    ―――――――――――――――
    楽庵さん、
    いやまあ、それほど罵声を浴びてるほどじゃないけど、まあぼく自身への戒めも含めて。おじさんイラストに共感してもらえてうれしいです。女性を描くのは苦手ですが、おじさんならスラスラかけちゃいます。少しパターンを増やそうと思ってます。これからも楽しみにしていてくださいね。
    ―――――――――――――――
    たなのぶさん、
    「安西風」といわれてうれしいです。ありがとうございます。でも、真似は真似。ぼくもいつか「このイラストはだれがどう見てもなおきんのだ」と思ってもらえるようがんばります。
    ―――――――――――――――
    紋白さん、
    イラストも文章もファッションもコミュニケーションのひとつだと思います。だからシンプルなほうが伝わりやすいですよね。安西風イラストを描いていると、つい入れたくなる線を我慢するのに必死でした。余計な装飾は発信力を奪うんですよね。ちなみにイラ写の文章は、だいたい下書きの時に書いた量から3分の1に減らします。たまに削りすぎて意味不明ってなことになりますけど。

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    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。