今からでも遅くはない?IQを上げるために瞑想を習慣にする

日本人の平均IQはおよそ100。
欧米などでは、IQが115あればたいていの仕事はこなせるともいわれる。日本では「知能テスト」なるもので知ることができるが、そもそもこのIQ、上げることができるんだろうか?自分なりに、すこし調べてみることにした。

知能には2種類あるという。
結晶性知能と流動的知能である。前者は既知の情報やスキルや経験などすでに脳に蓄えられた知識を活用する能力で、後者はこれまで経験したことのない状況で、パターンを認識し、論理的に未知の問題を解決する能力である。まとめると・・

結晶性知能

  1. すでに脳に蓄えられた知識を活用する
  2. 年齢とともに向上する
  3. 脳に蓄えられた知識は多いほど良い

流動性知能

  1. 未知未経験の状況下でのパターン認識
  2. 基本的に年齢と関係ない
  3. 創造力や刷新力、認知能力や洞察力が求められる

結晶性能力は、本を読んだり経験を積むなどして学習することで高まる。対して流動性知能は、未体験の能力に取り組む能力が試される。ここで必要なのは創造力であり、自己認識力の高さである。そして集中力を必要とする。

総じて、IQの高い人は意味のない情報を遮断し、集中すべき問題や対象により強くフォーカスする傾向にある。これってまさに瞑想で得られる効果と同じではないか?これを裏付ける調査がこのたび米国応用精神生理学学会から発表された。そこのトップであるジークフリード・オスマー氏の調査によれば、瞑想した被験者のIQは平均で23%も高いという。https://www.brainwave-research-institute.com/increase-your-iq-by-meditating.html

瞑想といえば、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、松下幸之助、イチローやレディ・ガガなど、著名人がこぞって実践し、またグーグルやインテル、ゴールドマンサックスなどが企業研修プログラムに導入していることでも知られる。マインドフルネスの観点から注目されるが、結果的に IQ(流動性知能)の向上にもつながっているのではないかと思う。

実はぼく自身、瞑想が良いことを知り、10年前から何度かチャレンジしたものの、習慣化できたのはようやくここ1年ほどである。気が散りやすく落ち着かない性格ということもあり、なかなか続けられなかったのだ。瞑想に関する本を何冊も読み、あまりにも多くのルールを瞑想する手順に課してしまったこと。時間を決めてやらなかったこと。途中で寝落ちしてしまうこと、なども続けられなくなった理由である。試行錯誤の結果、ようやく続けやすい方法に落ち着いていったというわけだ。瞑想は瞬間芸ではないし他人と競うものでもない、1日に1回、ないしは2回おこなう習慣である。習慣にするには自分になじませないと意味がない。

瞑想のやりかた(なおきんアレンジ)

  1. 瞑想時間は20分
  2. 手のひらの残像を浮かべ呼吸に集中する
  3. 環境を整える(五感をシャットアウト)
  4. 空腹の状態であること(飲酒後もダメ)
  5. 瞑想中思い浮かぶことに意味はない
  6. 瞑想中は動いてかまわない
  7. アラームはつかわない(時計を目の前に置く)

 

瞑想時間は20分

なかには「1分でいい」「30秒でもやらないよりはマシ」なんていう説もあるけれど、そんなに短い時間では脳は休まらない。脳波も遅くならない。慣らすまでは短くてもいいが、脳を休ますためには15分以上、理想は20分である。それ以上やる人もいるが、ぼくは体が痛くなったり寝てしまったりと逆効果であった。おこなう時間は、朝めがさめたときか夜就寝する前、どちらか1回、ないしは両方2回することも。

 

手のひらの残像を浮かべ呼吸に集中する

口ではなく鼻で呼吸する。それぞれ片方の鼻の穴で呼吸するなどウォームアップしてもいい。瞑想中は胸ではなく、腹式呼吸。へその下が大きく動いてかまわない。長く吐ききることを意識すると深い呼吸が自然におこなえる。雑念がジャマするときは目の前に手のひらをかざし、その手の残像を浮かべながら目を閉じると、うまくいくことが多い。それまでの視覚情報がクリアになるようである。

 

環境を整える(五感をシャットアウト)

脳を休ませるためには五感からの情報をシャットアウトすることが必要だ。とくに視覚はその影響が大きい。目を閉じるのはそのためである。ぼくの場合、完全に目を閉じると寝てしまうので半目。部屋を暗くし、視覚に何もはいらない状態にする。顔は上げたままにする。以前は環境音楽をかけ、お香を焚いてもみたが、聴覚、嗅覚に脳がとらわれるので今はしていない。車や人の声など家の外の音が気になる場所なら、あえてホワイトノイズ(風や鳥の音)をかける。坐禅が基本だけど、長時間同じ格好ではしびれがくるので、椅子の上であぐらをかくスタイルに落ち着いた。

 

空腹の状態であること(飲酒後もダメ)

瞑想中は全身の血液が前頭葉に集まるのが理想。そのほうが集中しやすいからだ。食事後だと血液が胃に向かうので、できれば空腹、少なくとも食事から2時間経ってから。アルコールは脳の集中力を妨げるうえ血流が乱れるので厳禁である。

 

瞑想中思い浮かぶことに意味はない

瞑想中はつい思い浮かんだり考え事をしてしまうものである。無理に考えを消す必要もない。むしろ瞑想に集中せねば!という意識の方がじゃまである。それを考えている自分がいるなあ、くらいにとらえておく。考えてもいい、だけどそのことに意味はない。ちょうど聞き流すように、考え流せばいいのだ。思い浮かぶ考えは雑念である。雑念はノイズであり、ノイズはやがて静まるか、吐く息とともに体外に押し出される。瞑想は脳を休ませるためにある。

 

瞑想中は動いてかまわない

動かないほうがいいのは、触覚に新しい情報がはいらないようにするためである。これを妨げない程度なら少しくらい動いてかまわない。体が硬直していてはかえってリラックスできないものである。瞑想中、足や手を組み替えたり、くしゃみをしたり、痒ければ掻く。ゆっくり上半身を左右に揺らす、首を回す・・くらいは自分に許している。事前にヨガやストレッチで身体をほぐし血液の流れを良くしておくと、しばらく動かなくても苦痛でなくなるようである。

 

アラームはつかわない(時計を目の前に置く)

初めと終わりにアラームセットしておく方法を説いた本もあるが、ボクはあまりオススメしない。瞑想中に大きな音がすると、強制的に意識が戻るので具合が悪くなることがあるからだ。代わりに暗くても見える時計を眼の前においておき、うす目をあけて時間を測っている。そのうち時計を見ずとも20分という時間感覚がわかってくる。意識が遠くに行っていることもあるので、そのままの状態でしばらく待ちゆっくりと目を開ける余裕が欲しい。

 

いかがだろうか?
瞑想は続けることが大事だから、自分の続けやすいようアレンジしていい。

IQを上げたい、という動機で瞑想を始める人は少ないと思うけれど、瞑想を習慣にしてからは人生が変わるほど、日常が楽しくなったという人は多い。もちろん目の前から嫌なことがなくなるわけじゃないし、厄災を防いでくれるものでもない。だけど負の感情ですら楽しめる感覚があり、周囲の目が気にならなくなる実感がある。個人的には、瞑想が習慣になったおかげで、不必要なノイズを消せるという能力が備わったような気がする。目の前のことに集中できるようになり、負の感情にとらわれにくくなった。もともと怒りっぽい性格ではなかったが、さらにイライラすることがなくなった。ついでにいえば変な霊現象もおこらなくなった。

瞑想が習慣化している人には、こうした実感が共有してもらえると思う。まだ始めていない人はやってみて欲しい。続けられない人は続ける努力をして欲しい。たかが1日20分、2回やったり準備する時間を含めても1時間要らない。それで効果が絶大なのだから、やらないのは人生損した気持ちになるのではないか。

瞑想は自己認識能力が高める。
それは自己をコントロールする力がつくということでもある。やめられないタバコ、深酒、暴食についても制御できるようになるだろう。少しくらいのことで他人や自分を責める気がしなくなる。自分がやるべきことに気づき、やるべき時にそれをおこなえるようになる。それらを能力を測る指標はないが、明らかに以前との違いに気づくはずだ。

だれもが残りの人生を思い通りに生きたいと願う。
瞑想がそのサポートをするのは間違いない。

 

1 個のコメント

  • 瞑想にIQを上げる効果があるとは知りませんでした!
    不安感の多い世界情勢の中、マインドフルネスやヨガ、禅といった精神的なことに注目が集まっていて、私も何年も前からヨガや瞑想に関心は
    あったものの、やはりまとまった時間を充てるという事ができていなくて、特に瞑想はできていません。
    ヨガのレッスンで瞑想をしている時、考え事が次から次に浮かんで「全然、無になれない・・・」と自己嫌悪してましたが、「考えが浮かんでもかまわない」というのは、ちょっとハードル下がりました。
    あとは20分を確保することかなあ・・・。

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    なおきん

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。