ネット外弁慶

ネットで運命を変えれた人たちは、思いのほか多い。
それも、いい意味で。

日頃からぼくは「ネットは人を幸せにしたか?」なんてことを考えていたりするのだけど、本当はそんなことにこだわってばかりいてはいけないと、一方で思う。

必要なのはコミュニケーション能力だ。
それも、とびっきり積極的な。
言葉に強い人は、今の時代を味方にすることができる。
このことは、身をもってそう思う。

ふだんはとてもおとなしく引っ込み思案な人でも、ネットの世界においては果敢に出るべきだ。 いわば「ネット外弁慶」。 少し図々しいくらいがちょうどいい。

「こうありたい」と思えば、実現している人にどんどんコンタクトすればいいし、「やりたいこと」があれば、ブログやツイッターでどんどんそのことを書くべきだ。
思えばぼく自身、運命を変えたり、悲惨な現状を打破できたのは、ネットでなにかしらアクションを起こしたことがきっかけだ。 ネットがなければ香港に住むことはなかったし、かけがえのない人たちに出会うこともなかったし、日本で充実した生活を送れる仕事に巡り会うこともなかった。

ネットは公の場である。
公であればあるほど、傲慢なくらい積極的でいい。
そうでない場所では腰を低く謙虚であっていいのだけど、ネットでは胸をはってどうどうと行動する。 主張し、自分をオープンさせる。

逆に公ではぺこぺことへりくだっていているくせに、プライベートや知人たちの間ではふんぞりかえっている人は嫌われる。 ぼくもそんな人たちは好きじゃない。 いわゆる「内弁慶」なひとのことだ。

言葉を磨いて「ネット外弁慶」でいる。
あなたにもぜひ、そうあってほしいです。

「ネット外弁慶」は特定の人に誹謗中傷したり、匿名を利用して不義理なことをすることをいいません。そんなひとたちは攻撃する相手以上に、自ら自尊心を失い、自分を汚しているのだと思います

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7 件のコメント

  • 送別会、という言葉が気になります。

    自己紹介では、「態度はデカイけれど、気は小さいんです。」と言ってきました。
    ネットでは・・・どうだろう・・・変わらないかな。
    変えられるほど器用じゃないので。そのまんま。
    時間の使い方がヘタで、ブログを更新できなくなっています。
    思いが言葉になりません。
    磨くにも、原石が出てこないとすれば・・・危機ですね。
    新天地を見つけられたのでしょうか?

    いつでも、どこでも、応援させてくださいね。

    ランキング、戻って?いましたよ〜♪

  • 「ネット外弁慶」・・・確かに言葉を磨いて、強くなることは必要ですね。
    私はまだまだ言葉磨きが足りませんが、自分の想いを言葉にしてアウトプットすることの大切さを痛感しています。

    そうそう、なおきんさんの強い言葉に影響を受けて、Wii Fit買っちゃいましたよ〜。

  • 私も、「送別会」に激しく反応しました!最近、忙しくて
    ゆっくり読んでいなかったので…香港に行かれたのですね、皆さんのように私も何度も読み返してしまいました。
    なおきんさんの、センスには脱帽です。どこにいても、
    何をしていてもブログは続けてくださいね。。。私も、
    応援クリックがんばりますので♪

  • 最近、よくコメントさせてもらっているので、小学生の時、担任の先生と交換日記をしていたことを思い出しました。彼女のことを間違えて「お母さん」と呼んでしまい顔から火がですくらい恥ずかしかったことがあります。今は、時々上司のことを「先生」と呼んでしまいそうになります。

  • きっかけはネットなんだけど、すごく大切な友人ができたのでバーチャル(って言うの?)な繋がりも悪くないなと私は思ってます。人を思いやる言葉とか、面と向かっては照れがあって言いにくくてもメールだと言えたりするし。そーゆーことしてるからコミュニケーション能力がどんどん無くなってゆくのかしら・・・。
    送別会、気になった1人デス。

  •  なおきんさんはマスメディアに流されることなく、時々の社会や現象を鋭く分析しています。その姿に感心します。風車の少年の話、実によい話題と思いました。
     某NPOのアンテナショップ運営で、忙しくしています。18日(日)地方の小都市の大通りで歩行者天国があります。その時にチャリティ・カレーを行うため、最善の食材を集めています。このカレーの話題提供のため出力20数ワットのFM局に行き、関係者に話を聞いて戴きました。そして、生放送にも原稿があることを初めて知りました。
     一般消費者の方が農産物に関して「それって、無農薬」と仰るように、FM関係者の方は「要約すると、***ですね。」と表現しました。数年かけようやく成果が出てきた内容が数十秒か数分で処理される世界だなと思いました。信頼は口コミが一番です。何のために誰のために報道するのか、その意味を知ることが大切かと思います。
     ・沢田氏「安全への逃避」撮影後、すぐに母子の救助を手伝った。また、ピューリッツア受賞の賞金の一部を渡すためにその家族を探し訪問した。
     ・カーター氏「ハゲワシと少女」人命か報道か、厳しい論争が起こり、自殺。

  • もぐさん、一番ゲットおめでとさまです!
    ブログの更新、なかなかままならないですよね。ぼくも、更新時間についてはいつも悩ましく思います。さて、紛らわしいひと言エッセイで心配させてすみませんでした。新しい記事で釈明しておきましたので、どうか安心してくださいね。
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    nokoさん、今は個人メディアのまさに勃興期。このチャンスを生かすには「言葉」が頼りです。たとえばこのブログにコメントをいただけるのも言葉による信頼があってのこと。リアルだともっと時間がかかるし、リーチが広がりにくいんです。思いを言葉にするためには、繰り返し続けることです。がんばってくださいね。
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    さえぴーさん、忙しいさなか、アクセスしてくれてありがとう。さえぴーさんがそうであるように、ぼくもまためまぐるしく環境が変わっていきます。それに応じて、ぼくも変わらなければなりません。残し、捨てる。変える、変えない。その判断はその人の軸があってこそ。応援クリック、本当にありがとさまです!
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    ぺぺさん、担任の先生と交換日記なんてステキな思い出ですね。「お母さん」と間違えられて、きっと先生もうれしかったことでしょう。上司のことを「先生」と言い間違えても、それはそれで喜ぶと思いますよ。
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    ちぃさん、いえいえ、それでいいんです。ネットコミュニケーションは、実は対面以上に難しい要素もあります。書き言葉というのは残るから、言葉をより丁寧に扱わなくちゃならないんです。ネットで鍛えればリアルの質も上がります。「送別会」については、新しい記事で真相を明かしてます。参考にしてくださいね。
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    ターボペンギンさん、お久しぶりです!
    ぼくはマスメディアを否定する訳じゃないですが、一定の距離を開けることは必要と考えています。「自分の頭」はそういうときに使うものかな、と。> 何のために誰のために報道するのか、その意味を知ることが大切かと思います < そのとおりですね! NPOのアンテナショップ運営、たいへんでしょうがやりがいもあることでしょう。 ターボさんの活動にはいつも感心しています。陰ながら応援しますね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。