むかし
「ふくらはぎ同好会」なんてものがあった。
多くのひとの、知るところではないと思う。
80年代の広島の片田舎の高校で、
ひとりの男子生徒が気まぐれに主張しながら、
勝手にこしらえた同好会にすぎないからだ。
ためしに「ふくらはぎ同好会」とググってみるが、
ただの一件もヒットしなかった。
「美人かどうかは、そのふくらはぎ如何である」
というのが、その男子生徒（当時の悪友）の主張だ。
あまりにそいつが力説するので、ぼくもしばらく
意識して女の子たちのふくらはぎを観察してみた。
世の中には実にいろんな形のふくらはぎがある。
そのうち、悪友の主張がだんだん正しい気がしてきた。
ふくらはぎの形がいい女の子は脚線も美しく、
脚線が美しければ、他のパーツも美しい気がした。
故に、ふくらはぎは美人の条件になるのだと、
当時まだ15歳のぶんざいで、
まるでおじさんのような説法ぶりである。
いまもそう思うか？
と聞かれれば、いささか自信がないのだけど。
異性を１人、外観だけで選ぶとき、
みんないったい、どこを見るのだろう？
気がつけば
ぼくたちは、知らず知らず
他人の部位をひとりよがりに定点観測し、
勝手に取捨選択していたりすることもある。
なぜその部位が気になるのか？
それは年齢によって変わるのか、変わらないのか？
考えてみれば不思議なものである。
以下は「異性の気になるパーツ」の調査結果です。
あなたの嗜好とどう違うか、チェックしてみてください。
▲ 出典：オールアバウト調査『異性の部位のどこをチェックするか』*ちなみに、漢字変換を間違えてしまった個所があります。さてどこでしょう？
調査内容が「選択式」ではなく「書き出し式」なので
単語が揃っていないのだけど、おおむね傾向がわかります。
ともかくまあ、
男性が胸を見ている間に、女性は手を見ていたり、
それぞれ勝手なところを観察しているのですね。
今回はやわらかめの記事ということで。
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