デジタルが進めばアナログに還る

こんにちは、なおきんです。

過ごしやすい季節になりましたね。
過ごしやすいからって、楽しい日々を保障してくれるわけじゃないんだけどね。 それどころかむしろ、真夏のサマーホリデーだったり真冬の年末年始といった季節であって、むしろ「過ごしやすくない季節」じゃないか? と思えるから、世の中侮れないものです。 お元気ですか?

そんな秋でも、アップルユーザーにはなかなか楽しい季節です。
Mac OSのアップグレードから、Safari 4.0 のアップグレード。 見た目はほとんど変わらなくても、中身は大変身。 時間をかけながら少しずつ「あ、こんなところも新しくなってる」「便利になってる」と新機能の発見があって、わりと長い間楽しめます。

数年ぶりに会った友人の、見かけはそれほどかわらないのに、中身は別人のように成長していた。 むむむ、なかなかやるじゃないか。 そんな気分にさせられます。

また、iPhoneのOSも3.0から3.1に、それに伴いiTunesも8から9にアップグレードしました。 iTunes9も派手さはないけど、確実にわくわくするような進化が、やはりあとからしみじみと楽しめるようになっています。

iTunes9への進化でぼくが密かにお気に入りなのが、”iTunes LP“。なんといっても”LP”です。 そこに反応する人は、明らかにぼくと同じ世代かそれ以上でしょうね。
当時、アルバムはCDではなくレコードだったんです。
買ってきたLP(Long Playの略語です)をわくわくしながら封を開け、大判の歌詞カードやライナーノーツなんかをながめながらレコード盤をターンテーブルにのせる。 曲を聴きながらそれを歌詞カードで追い、アーティストの写真をじっくり眺めるよろこび。 その世界に思いを馳せ、妄想にしばし時を忘れる。 それが当時2500円(輸入版は1500円くらい)の対価だったわけです。

それに近いことが、新しいiTunesとこれに対応している”iTunes LP“アルバムで疑似体験できるというわけです。 大画面一杯に歌詞カードを広げ、写真を眺め、それを眺めながら歌詞の世界にどっぷり浸かれます。 音楽アルバムはやっぱこうでなくっちゃ、です。

■ 待ちに待った museの新譜 The Resistance をさっそくDL


△ アルバムの表紙がアニメーションになっている


△ 歌詞カードを見ながら曲を聴く


△ ピクチャを見ながらもよし


△ 収録中のようすやライブビデオが3つも!

iTunes LP に対応しているアルバムがまだまだ少ないのが残念。 もっと増やして欲しいですね。

さて、いよいよ連休に突入ですが、あなたはどこで何を?
「連休中はどこも混むから」と、家でゴロ寝を決め込むもよし、ですね。 人生の煌めきは、あんがいそんな諦観の中に潜んでいたりしますから。

ではごきげんよう!

金の次だから銀、そんな意味でのシルバーウイーク。休みだってイラ写は休まず更新。次回は20日の予定です
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5 件のコメント

  • 連休突入でコチラもお休みかと思いきや、あら びっくり。おはようございます。
    ワタクシ今夜はBillboard Liveで Kirk Franklin のライブを楽しみます。明日は地元のデパートへダンナとお出掛け。北海道物産展で旅行気分。その後は 風まかせ〜♪

  • なおきんさん、こんにちは!時代の変化はめまぐるしいですね・・・。でもアナログ好きと言うか、アナログな私は、紙と液晶画面は同じではないと思ってしまいます。疑似体験はその通りだと思うのですが、実際に自分の目はレコードから流れる音だけではなく、コンピューターがたてるブーンと言う音も一緒に聞きながら、コンピューターのスクリーンをジーっと眺めて、光で目を真っ赤にしているんだ・・・って思うと、情緒を感じる前に、不安を感じてしまいます。だから、簡単な機能しか使えないままで良いや・・・って思ってしまいます。いえいえ、その前に使っているのがアップルではありませんから、問題外なユーザーなんですけどね。

  • iTunes LP こんなサービスあるんですね。
    音楽だけをDLしているとこういう楽しみ方できませんものね。
    昔 LPを楽しんだ世代ですからすべてのことよくわかります。
    CDはそういう楽しみできませんよね。
    そもそも、昔ってレコードはステレオのある場所でしか聞くことができなかったので、私の場合は応接間(この言葉が昭和ですね)のソファに座ったり寝転がったりしながら、ジャケットを眺め、ライナーノーツを何度も読んだり、歌詞を見ながら一緒に歌ったりしたものです。
    土曜日の午後が多かったな?
    当時聞いていた音楽はそのせいで今でも歌詞を覚えています。
    お金がないと輸入盤ばかり買っていたので、ライナーノーツ無いんですよ。でもあの開けたときのスコッチテープのにおいが好きでした。
    muse良かったですか?娘にすすめられたけど聞かなかった音楽だ。
    夕べはライブに行ってました。
    今は生の音ばっかり楽しんでいる状態です。
    日本人バンドが出ていて、ベースの人に突然「ブログ読んでいます。」と言われあたふたしましたわ。

  • なおきんさん、Museが好きなんて若すぎませんか?
    ところで、i-tunes(日本)で購入できない楽曲が多くて困っています。販売する楽曲を地域で制限する意味ってあるのでしょうか… ネットのメリットが全く活かせていないですよね。

  • おかみっちょんさん、一番ゲットおめでとさまです!
    はい、イラ写は連休中も休まず隔日更新です。どうぞごひいきにね。Billboard Liveで Kirk Franklinなんておしゃれ!ぼくはあまりゴスペルは聴かないんですが、聴き始めるとしたらkirkでしょうね。旅行気分、楽しめましたか?
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    ぷうさん、確かに耳にするのは電子音、目にするのは無数の光。どれほどアナログに似せようとも、結局のところ、ただの01(ゼロワン)信号に他ならないですね。ちなみにiTunesもSafariもWindowsでも使えますのでお試しを。特にSafariブラウザーはIEよりずっときびきび動いてくれますよ。
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    Junpeiさん、そうそう、Walkman以前の時代は、音楽はいつも決まった場所で聴いてましたね。レコードの埃をとり、ターンテーブルにのせ、ぱちぱちという音を聞きながら、次の曲をわくわくしながら待つかんじ。ライブ三昧いいですね。ぼくはしばらく生演奏を聴いてもないし、してもないなあ。
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    kenさん、>Museが好きなんて若すぎませんか?<おや、そうですか。確か6年ほど前から聴き始め、自分のバンドでカバー候補にもなりました。さて日本の著作権問題は、世界で最もややこしいしくみのひとつです。値段が洋楽、洋盤に比べ少し高いのも、関与団体に一つレイヤーが多い証拠ですね。

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    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。