![f:id:naokin_tokyo:20150208220516j:plain f:id:naokin_tokyo:20150208220516j:plain](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/naokin_tokyo/20150208/20150208220516.jpg)
とにかく、あまりのもたくさん
やるべきことがあって、
なにがなんだかわからなくなります
まいあざ6時には髪のセットを終え、服装をととのえる。それから9時まで作曲をし、11時までは個人レッスン。昼食を終えると、複数の伯爵夫人のところへ慰問。同じ日にコンサートがあることもある。なければ21時まで作曲。そのあと恋人のコンスタンツェ(のちに妻)のところへ。彼女の母親の辛辣な言葉で興ざめし、家に帰って1時まで作曲。そして明日の朝もはやい・・
わずか35歳で病死したモーツァルト。
その短い生涯で実に626もの曲(中には1曲で3時間も演奏する曲も)を作ったが、手紙の内容によれば作曲ばかりに時間をかけていたわけではなさそうである。何がなんだかわからなくなるほど忙しくはたらき、そのせいか短命であった。それでも200年たった今でも彼の曲はいたるところで耳にするし、ぼくのiPhoneの中にもある。
![f:id:naokin_tokyo:20150209060712j:plain f:id:naokin_tokyo:20150209060712j:plain](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/naokin_tokyo/20150209/20150209060712.jpg)
なぜ彼はこんなにも忙しかったのだろう?
理由のひとつは生計を立てねばやっていけなかった台所事情。でなければピアノの個人教授やコンサートの演奏、パトロンとのつきあいなどせずに作曲できていただろうし、命を削ることもなかっただろうにと思う。ヨーロッパの貴族社会に属していながら、なぜ裕福にいられなかったのか、ぼくの浅い知識ではしるよしもない。
![f:id:naokin_tokyo:20150208220644j:plain f:id:naokin_tokyo:20150208220644j:plain](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/naokin_tokyo/20150208/20150208220644.jpg)
彼の生きざまには後世、賛否いりまじって議論があるし、死に方にも諸説ある。ヴィーナーシュニッツェル(ウイーン風カツレツ)にあたって死んだ。またはカツレツにしこまれた毒で死んだといわれる。本当かどうかわからないけど、ヴィーナーシュニッツェルはぼくの好物だ。これで死ねたら本望と思うくらいに。でもモーツアルトと違って、ぼくの死んだあとにはなにも残らない。
この先、なにが残せるのだろうか。
■ 今日のひろいもの Jack Daniel’s チョコ![]()
美麗なパッケージが目をひきます。甘いチョコにいつものジャックの香りがふわっとひろがります。床につく前の一杯に、ひとかけら。写り込んでいるのはジョー マローン ロンドンのブラックベリー・バー。この香りは肌につけるよりルームフレグランスとして。リラックスできるだけでなく、さまざまなインスピレーションがうまれてきそうです。
最近のコメント