森友学園がもたらした本当の問題とは?


今日にでも、アメリカは北朝鮮を攻撃する。
唐突になにを言い出すのか!と思われるかもしれない。ぼくも「まさか」と思う。だが、アメリカと中国との間で奇妙な利害の一致が見られれば、それはじゅうぶん起こり得るシナリオだ。北朝鮮の核開発と弾道ミサイルの実力レベルが、各国の想定以上に高くなってきた。北朝鮮の弾道ミサイルはワシントンに届きそうな勢いだが、同時に北京に向けられてもいる。その可能性があるというだけで、中国はアメリカと同じ脅威にさらされる。中国からの了解さえ得られれば、アメリカは北朝鮮を攻撃し、金正恩を力づくで排除する挙に出ると思われる。

専守防衛の日本は、先に相手の攻撃を受けなければ、反撃出来ない。核攻撃を受ければ、数百万人が死に、反撃に幾ばくの力が残っているのだろう? というかそこでゲームオーバーではなかろうか。
たったいま、北朝鮮がミサイルを日本に発射すれば、10分程度で届く。現在300もの核弾頭を持つともいわれる北朝鮮。このうち100発ものミサイルを一斉に放てば、たとえ迎撃ミサイルが80%を仕留めても、残り20発が次々に飛来し、炸裂する。着弾は沖縄かもしれないし横田基地かもしれない。どこかの原子力発電所かもしれない。首都圏の、たとえば新宿かもしれない。北朝鮮にとっては日本全土が射程範囲であり、望めばどこでも好きなところへ落とせるということだ。『首都壊滅』というシミュレーションドラマによれば、東京永田町に落とされた場合死者42万人。被害者80万人。ラッシュ時の新宿なら150万人が死亡とある。救援は限定的にとどまり、もはや国の組織的運営すら絶望的である。

2017年3月6日に北朝鮮の東倉里(トンチャリ)から発射された4発のミサイルのうち、ひとつは秋田沖わずか200kmのところに着弾した。しかもこのミサイル、燃料は液体でなく固形であった。一晩かかる燃料注入時間が必要ないぶん、発射準備から実際に発射されるまでの時間が圧縮される。つまり攻撃を受けるほうは発射されるタイミングが取りづらく、迎撃までの時間が短い。対応までの時間が稼げなくなった。危険度は一気に上がった。隣国にそのような危機があれば、どんな国でもただちに対応策と布告が行われる。

ところがニッポン。
この重大な懸念のとき、国政はなにをしていたか?
国会ではえんえんと森友学園問題を議論していたのである。ミサイル着弾を受け、さすがに審議は一時中断。そのまま対策について引き続き議論されるのかと思いきや、ふたたび森友学園に討議が戻ってしまった。翌日も、その翌日も。さらには学園長の証人喚問などという、もはや水掛け論のレベルにまで下がってしまった。北朝鮮のミサイル実験の精度が上がったことが懸念されれば、野党であれば最低でも、政府に対し「これで国民が守れるのか!」と突き上げるところではないか。だのに論点は総理夫人のケータイメールがどうのこうのであった。ミサイルが飛来して近くに落ち、核実験が行われようとしているのに、である。「森友学園」ばかり、延々50日もやっている。マスコミは「それでは国民の理解が得られない」と報じる。理解が得られないのは、マスコミ自体である。

 

 

韓国は韓国で、現職大統領が罷免され逮捕状が出るありさまだ。次の大統領候補は筋金入りの親北反日の人物と聞く。ぼくは陰謀論に関わりを持たないが、それでもこうした韓国の一連の動きに北朝鮮の工作が関与していると思わざるを得ない。同じ工作は森友学園問題でも関与があるのではないか? そんな気すらする。北朝鮮問題から、国民の目を逸らさせるための森友学園。じゃまな安倍政権を倒すか、少なくとも支持率を奪うようディスるも、野党の追及はあまりに的外れであった。そのうち籠池夫人のメールから図らずも「辻元清美」の名前がでてしまう失態を犯す。辻本こそ北朝鮮工作のしっぽである。ボロがでた。さっそく民進党からはマスコミに圧力がかかったが、さすがにネットまで手が回らない。マスコミの偏向報道をアンチとするネット世論においては、そうした手回しがかえって裏目に出る。ネット世論はいまや一部の保守オタクではないし、極左集団でもないのだ。普通のサラリーマンや主婦であり、子供たちである。

核爆発の閃光は地上のものを一瞬で蒸発させる。
そこにいるものは痛みすら感じないまま、消滅する。その方が幸せなのではないかと思うほどに。だがもちろん、あっさり死ぬわけにはいかない。そのための準備やサバイバル術は、いかにも必要だ。ミサイルがこちらに向かっている警報を受けてから実際に落ちるまで10分。あるいはもっと短い。その間、大切な家族や恋人、自分を守るためにいったいなにができるだろう。普通の日本人は、警報がどんな形でおこなわれるのかすら知らない。まさかヘリコプターからビラを撒くとは思わないが、じゃあどんなサイレンがあたりに鳴るというのか。それは夕刻を知らせるのとなにが違うのか? 寺は鐘を鳴らすのか? 町内会のスピーカーは出力、数ともに十分なのだろうか? 監視カメラはあるが、そもそもスピーカーは設置されているのか。やはりケータイに何か警報がとどくのだろうか? それは地震速報のように不正確ではないだろうか。テレビの画面に異変が起こるのだろうか? ちっともわからない。実はなにも決まっていない。

決まってないなら直ちに決めるべきである。

あわよくば警報が聞こえたとして、ぼくらはいったいなにをすればいいのだろう? できるだけ遠くに逃げる? どこへ? 地下に潜る? そのあとは?ない場合は? シェルター? 日本で見たことがない。核から身を守るための避難訓練なんてあった試しがあるのだろうか? 50日も国会で費やした森友学園問題がどうなろうと、本来国民は知ったことではない。いま知るべきは核ミサイルへの対応であり、北朝鮮にそれを撃たさないための議論である。持つべきは放たれる前にそれを攻撃できる手段。戦争は鉄砲だけでやるのではない。現実は核攻撃であり、サイバー攻撃である。いまの憲法が当時それらを想定していなかったのだとすれば、あわせて憲法を修正するのが筋である。小学生からお年寄りまで、憲法9条を守れといろんな人がいう。だが、「憲法を守るために国民は守らない」では本末転倒ではないか。

たしかに森友学園は問題であった。
問題の本質は、国会を空転させ、
本来やるべきことに手をつけず、
国民の目をそらせていたことにある。

 

3 件のコメント

  • なおきんさんのおっしゃる通りです。自分を守るのは当たり前。能天気な議員は困りものです。
    古代から武力で支配するのが当たり前でした。第二次世界大戦前は武力に勝る欧米諸国が思うがままに世界を支配しようとしていました。それにくさびを打ち込んだのが日本でした。戦争に負けて変な思想を吹き込まれた時代もありましたが今は自分で考えて行動できる時代です。日本もまず自分を守る国民を守る最大の努力をすることが一番の課題です。進歩していない国に対処する方策は最優先だと思います。

  • 日本国憲法が言論の自由、結社の自由を保障しているから国家転覆を目的とする政党が合法的に存在することができる世界で稀な国家なので、その国民は果たして幸せなのかどうか。

    私にできることは選挙の時に1票を投じることのみ。
    日本を貶めようとする候補者を潰す方法手段は持ち合わせておりません。
    マスコミの記者達のアンテナもどこを向いているのか、まるで緊張感がありません。
    多くの人の目に触れるこのブログでもっと発信していただきたいです。

  • なおきんさん、ご無沙汰しております。
    私も、この問題は飽きてきました。それよりも、大事なことがあるとわからない(わかりたくない)政治家がなんと多いことか。。。
    特に、安倍首相を引きずり降ろそうと躍起になっている政党は、この大事な時期に何をやっているのかと蹴り飛ばしたいぐらいです。
    本当に、日本のことを考えて仕事をしてもらいたいと考えている今日この頃です。

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    なおきん

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。