あんがい野菜好きだったことに気がついた。
もともと好きだったというより、体質が変わってしまったのかもしれない。これまでは「野菜も摂らないとなあ」と、なかば強制的だったのが、摂らないと気持ちが悪いと思うようになった。加齢とともに、身体が弱ってきただけかもしれないが。
とはいえ野菜は生だとかさばかり増えて食べづらい。かといっていちいち調理するのもめんどくさい。外食で野菜をたっぷりとるのも意外とむつかしい。かさを減らして調理要らず・・となれば青汁か。とつぶやいたら、「それを言うならスムージー!」と反論された。スムージーってシャーベット状の飲み物じゃなかったっけ?
先日、8年間愛用したミキサーを処分した。もはやバナナジュース専用機と化していたが、毎日使っていたせいか、いつしかモーター音が道路工事のような騒音になってしまった。近所から怒鳴り込まれそうだったし、そのうち爆発でもしそうである。心臓にもよくない。ちびきちも迷惑そうだ。
先日、ジュースミキサーを買い替えたことをきっかけに、デパ地下で野菜をどっさり買い込んだ。それもパセリやあした葉、小松菜、アボガドなどふだんなら買わないような野菜ばかり。ふだんならせいぜい、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、もやし、ぴーまん、ねぎといったところである。カレーとラーメンの具材じゃないか!と思ったあなた、正解です。
もう8年以上、毎朝欠かさず飲んでいるバナナジュースに、買い込んできた材料を少しずつ手でちぎってはほうりこむ。
このジュースミキサーは「歯」が決めてだった。他製品より大きめで、かつ独特ののこぎり状のカッター。これが食物繊維をまろやかに粉砕してくれるので、うめる水(ぼくの場合はミルク)の分量が少なくても飲みやすいスムージーが作れる。飲みやすさをキープしながら野菜の量を1.5倍にできるというわけだ。ぼくのように、一度にたくさんの具材を入れたがるよくばり野郎にはぴったりである。
くわえて、ミキサーコップがそのままドリンクカップになるので、他のカップに移さなくてもそのまま飲める。洗い物が少なくて済むので、ぼくのようなものぐさには都合がいい。
このままミキサー本体に装着
だから、このまま飲める
▲ 具がまざるまでは「低速」で、それからいっきに「高速」で粉砕。2段階だから、確実に歯が具を捉えて粉砕しやすいです
など、つらつら書きながらも「美容と健康のために野菜を食べよう」という風潮があまり好きじゃない。好きなモノを好きなだけ食べてりゃいいじゃないか、という考えである。身体にいいものは吸収され、要らないものは排出されるだけだ。ただ添加物などの薬品はこの機能を麻痺させるからこわい。いいものが吸収されなかったり、要らないものが排出されなかったりする。
身体が野菜を欲しているときは、そういう時なのだと思う。ストレスなどで免疫が下がっちゃっているのかもしれない。ともあれスムージーミキサーは身体が欲すれば、ただちに大量に野菜がとれて便利である。
おかげで毎朝、びっくりするくらいトイレ滞留時間が短くなった。インド人もそうらしい。大家族でもトイレが混まないというから。スムージーでスムース!
■ 今日のひろいもの
Panasonic ファイバーミキサー シルバー MX-X100-S
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2014/02/20
- メディア: ホーム&キッチン
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