ブログがちっとも進まない3ヶ月間

こんにちは、なおきんです。
いかがお過ごしですか?

今回はふだんの記事ではなく、いまの雑感についてつらつら書こうとおもいます。ワンシーズンに一度のわりあいで、イラ写ではこんなかんじでまとまった「あとがき」のようなものをエントリーしてます。どうぞおつき合いくださいね。

軽くストレッチなぞしながらもよし。お腹を凹ますにはまず腹斜筋から

この3ヶ月間(2013年9月〜11月)は、どういうわけか更新に苦しみました。それまでもイラ写にかける時間がなかったり体調を崩すなどして更新が滞ることはありました。でもこんなふうに書くべきことがまとまらない時期が長く、かつコンスタントにあったのはちょっとめずらしいです。9月に12本、10月に11本、11月はこのエントリーを含めこれまで11本。記事数そのものは極端に減ってはないけど、なにしろやる気が起こらないのです。これはほんとうに困りました。

首を伸ばし、二重あご防止も

たとえば2013年9月13日の日付では、こんな下書きが残っています。

イラ写も9年目を半ばまで過ぎた。
始めたころは「なぜブログをはじめたか?」的な記事を書き、途中で「なぜブログを続けるのか?」などと書き、最近はもうそれ自体考えなくなった。イラ写はあいかわらず2〜3日にひとつずつ定期更新しているが、ぼくはこれからも続けようともやめようとも思っていない。意識してはいないけれど、やめるととたんに苦しくなる、そう、長い恋愛がそうであるように。あるいはただの呼吸のように。

それでも毎年9月になると、きまってブログ更新がしづらくなる。とりわけまわりの環境がそうさせているわけでもない。理由なく書きたいと思えなくなるのだ。以前イラ写を休止したことがあったが、あれも9月だったかもしれない。

9月は空を見上げることが多い。たぶん一年でもっとも多い。雲がきれいで、月がきれいだから。空に深さがあり、月に趣きがある。一句浮かべる才覚もないから、ぼうっとしてるだけだけど。

もともとぼくは、寄せられるコメントを読みたくて更新している。だからコメントがなくなればイラ写はやめようと思う。まちがってるかもしれないが、これがぼくの節度である。過去の記事はあまり読み返すことはないが、以前に比べコメント欄がだいぶ寂しい。かといってコメントを募集するというのもヘンである。そんなことよりも、

――――――

と、ここまでで終わっています。
これをアップすることはもちろんありませんでした(今しちゃったけど)。ようするにボツ記事です。女々しいし、読み手にとって何のメリットもない。だから書きかけのまま放置し、代わりに数日後『日本衰退を止めるには?』をアップしました。そのうち元に戻るだろうと思っていましたが「更新がしづらい」情況は9月以来、いまも続いています。

眼精疲労に効きます

それでもぼくは、更新を続けるのだろうと思います。書くテーマがみつからなくても、論理構成がまとまらなくても、右手が痛くてキーボードが打てなくても、イラストの線が思い通りにいかなくても。心ないメールが嵐のようにやってきても。

ストレス過多だなと思ったら、居ながら幽体離脱で解消

短い秋が過ぎ、冬がそこまできてます。
今年は一段と寒くなるそうな。
準備はできてますか?


わん!

16 件のコメント

  • 私も 「来年9年目に突入」 するものがあります。止めるか続けるかの自問自答の板挟み、分かる気がします。でも、そういう時って 「止めたい」 の気持ちより 「続けたい」 のではと自己分析してます。「表現する」 っていいですよね、このブログだって書店に並ばずとも、書店に並んでいる本より読まれている、と言えるでしょうし、日販や東販の影響力の外に居ながらの 「ゲリラ戦」 はりっぱです。色々な人の心に残る記事の数々、あの時も 「内なるエネルギー」 は感じていましたが、これほどにねちっこいものだったとは … 我々、「後悔先に立たず」 なのに、「翔んでから後悔」 するタイプですよね(苦笑)。

  • こんばんは。久しぶりにこちらに戻ってきましたら、
    あらら、何だか寂しげな文章が・・・。と思いながら、
    幽体離脱以外のストレッチもやりながら(こういうイラストを文章の間に
    挟むのが、なおきんさんのセンスですね)読んでいたら、
    それでも更新をつづける!との頼もしい”決意”があって、
    よかったなと思いました。
    そして、けつつづき?ちびキチくん!この格好は、同じくTプーと
    暮らす私も大好きです。ちょんとお尻をつつくとびっくりするのですよね。
    ゆるりとしている夜に、なんとなくONLINEにして読みはじめるブログ。
    そんな中で、日本の隣りの国々の話しとかは、なかなかコメントできるまでには
    いかないのですが、それでも内容は興味深く、勉強にもなり、
    しっかりと拝読させていただきました。
    そんな方も多いのかな?と、ふと思いました。
    来週はもう師走ですね。寒さに向かう季節、お大事におすごしください!

  • パスワードと同じに、読むものは増えているのですが、
    その中で頭を使って考えるものはとても少ないです。
    他人の昼ご飯がどうとか実にどうでもいいのですが、
    何かを見落としてはいけない、とあせっているのですね、多分。
    その中でこちらのブログはほぼいつも頭を使います。
    読む物の総数が増える中で訪問頻度は正直減ってしまいますが、頭を使わせてもらえる機会に出会いたくて、
    読む時のモチベーションは違います。
    突然ここの記事が更新されなくなったら、
    その頭の使い方が他でできるか自信がありません。
    お身体を壊さない範囲で、続けていただけたら、
    一ファンとしてはとても嬉しく思います。

  • 昔の同僚さんのコメントを見て、私の好きな言葉を連想しました。
    「見る前に跳べ」です。
    続けることにはいつでも、後悔や辛さがつきまといます。
    でも、考えることをやめられないのは、もうしょうがない(笑)
    だったら「見る前に跳んでしまえばいい」。
    自分が在りたいと思う所で、考えるだけ考え尽くしたら
    (そんなことはないのかもしれませんが)
    悩んでいたこと全部、忘れてしまえばいい。
    ばばーんとね。
    そしてまた新しく、始めれば良いのだと思います。
    うまく言えませんが…

  • やめないで!

    書きたくても書けなくなって
    ブログ、やめてしまった私が言うのも
    なんですけど。。(^-^;

    正直言ってなおきんさんの記事が難しすぎて
    コメント書けないときもあるし、
    他の方のコメント見て、私のコメントなんて
    恥ずかしくて書けないときもあるけど
    見るのをやめたときはないですっ!
    それだけは声をでっかくして言います。

    これからも無理せず適度にファイトしながら
    どんどん書き続けてください。

    ちょっと訳わからんねぇー

    私も頭のストレッチしますぅ~(^-^)

  • やめないで〜〜〜

    でも無理しないで〜〜〜

    こんな薄っぺらいコメントでよければ書き込みますぅ

    ところで先日のバナナですが、ラップを巻いたら黒くなるのが遅くなりました
    わざわざ小さいのや本数の少ないのを選んで買っていましたが、
    そこそこの大きさで5本ついてるのを買えて、お財布にもうれしい今日この頃です

  • だめ!
    やめようかなんて考えないで下さい。
    何年か前からなおきんさんのイラ写日誌を読ませて頂いていて、
    以前よりもコメントが少なくなったと感じることもあります。
    でも、たとえばわたし!
    記事を何度も読み返して、書かれていることを自分なりに理解して、
    もちろん思うこと、感じること、たくさんあります。
    それらを整理して、いざコメントを書こう、と思った時には、
    もう時間が経ちすぎていて、次の記事がアップされているのです。
    そうすると、ますます書きづらい。
    しかも、みなさんのようなことを書ける気がしない。
    いつも的外れで頭の悪そうなことしか書けない、
    いわばイラ写クラスにおける劣等生のようなわたしがコメントできる機会は、そうそうないのです。
    だから、いつも読ませていただくだけで、なかなか「参加」することができません。
    でも、なおきんさんのブログは、わたしの毎日に欠かせないもの、いえ、
    生きていくのに欠かせないものになっているのです。
    いつもありがとうございます。
    役に立たない劣等生で、ごめんなさい。
    ちょっと休んだり、ぼぅっとしたり、そして続けてください。
    お願いします。

  • こんにちは。
    いつも拝読させて頂いております。
    低能なわたくしのIQでさえグングン上げて下さるような
    このブログのファンでございます。

  • こんにちは。
    こんなにたくさんなおきんファンさんがいるのだから、あえて
    わたしがコメントするまでもないかな。。と思っていましたが、
    やめないでください。

    やはり、コメントすることにしました。

    なおきんさんの記事を読むのがすっかり楽しみとなっているので、
    そして、なおきんさんの記事を読むと、うんうんと思ったり、
    え、そぉなの?と思ったりいろんな感情が自分の中にわき起こり、
    最近、ぼけて来たわたしの生活に喝をいれてくれるので、
    マイペースでいつまでも、続けてくださいませ。

    また、かなりのパーセンテージでわたしの暗黒の歴史スパイラルを
    断ち切って下さる貴重な方です。なおきんさんは。

    はじめてあかしますが、うちは祖父が海軍で五十六さんの下で
    いくつかある沈んだ船の艦長をやっていたものです。叔父も祖父の
    船に同乗しており、一緒に沈んだものです。わたしの父は6男で
    一番兄弟では下です。
    わたしはこの人たちの遺影を見上げながら、育った者です。
    戦後、祖母は祖父や叔父達の身の上に起こったことは、話したがらず、
    その後の学校教育、また、言わなくてもご理解いただけるかと思いますが、
    様々な戦後の教育上の歴史的認識で、自分とその家族に誇りを
    持てないまま、無意識的には罪の意識を持ちつつ、成人しました。

    なおきんさんの教えて下さる歴史認識を本当のものだと
    信じられるならば、わたしが祖父の遺影を見上げて過ごした日々も
    報われるでしょう。。このような者もおります。

    どうか、これからも続けてくださいね。

  • こんばんは、なおきんさん。
    以前は他のブログもいくつか見ていましたが
    もうだいぶ前から、イラシャしか見なくなりました。
    なぜだとおもいますか?
    私もなぜだかわかりません。。
    でもなぜだか、毎日一度はここにきます。
    もっと、なおきんさんの為になるコメントを書きたいのですがそれは無理です。
    教えてもらうばかりで、ごめんなさい。
    おかげ様で、いつも何が真実なのか考えるようになりました。
    なおきんさんがこのブログをやめたら
    もう二度といろんな真実を教えてもらえる場所はなくなるかな。。

  • 私もブログに詰まってます。
    自らの薄さが見えてくるようで、キーボードが遠退きます。
    初めた頃は、マイペースと思っていましたが。

    東京イラスト写真日記を見て、自らの落ち込んだ気持ちが立ち直ります。

    やめないでくださいね。

    (´∇`)

  • なおきんさんに続けていただけたら嬉しいです。
    このブログがなくなってしまったら、とても寂しいなぁ。想像しただけで泣けてしまいそうです。

    コメントが減った代わりにメールが増えたのは、
    なおきんさんと直接話したいからだと思います。
    それだけなおきんさんが人気者な証です。

    たいへんな思いされながら更新して下さってありがとうございます。

    やめないでね、なおきんさん!

  • なおきんさんのブログ、楽しみにしています。
    この、ブログが本になればいいのになと思います。
    旅のブログの写真、大好きです。
    私まで知らない異国の街に訪れたよう
    な気にさせてくれるからです。
    独自のアングルが好きです。

  • ここのところの自分は、立ち止まってしまい、前に進みたくても進めないというような気持ちで暮らしていました。どうも冬の直前にそうなることが今までもあったような気がします。その場所で見えないけれども、うっすらと感じた何かを頼りに、冬、何かを仕込みだす、そんなことが何年かに一度起こってきた気がします。今年はことさらそれが激しく、9月頃から足踏みを続けているような気がします。
    「もともとぼくは、寄せられるコメントを読みたくて更新している」というなおきんさんの言葉に、クリスタルクリアななおきんさんの意志を感じて、そうか、今の自分にも何か一つはっきりとした意志が必要なんだ、と思わされました。
    …言葉にすると大袈裟すぎると思われてしまうかもしれませんねえ。
    でもそう思わされました。自分はブログを書きませんが、これからコメントは何か残させていただきたいなと思いました。それがぼくの「イラ写」読者であることの「節度」となればいいなと思います。(。。。難しい記事にはなかなか書けないことが多いのだと思いますが)

  • なおきんさん
    スナフキンの記事にコメント3乗で送ってしまい、すいませんでした。
    何年か前にblogを休止された時、とても淋しく思いましたが、復活した時は嬉しく、ほっとしたのを覚えてます。
    人には、更年期になったり(今の私の状態かな?)、旅をしたくなったり、人を遠ざけたくなったり、いろいろな波が打ち寄せてきますね。
    イラ写の一読者としてだけのつながりに、どこか疑問を持ち、コメント出来なくなったり、心と体の不調でコメント出来なかったり、自分のコメントの稚拙さに、最後の「投稿」が押せなかったり・・だけど、なおきんさんが、実際に存在していて、チビ吉くんとの生活を愛し、健康に気遣っていて、霊感があるようで、歴史認識に一石を投じるている。そんな、おきんさんの思考や情報を受け取れるのは、大変有りがたい事だと思っています。
    今日から12月。パタパタと過ぎてしまいますが、どうぞ風邪等に気を付けてお過ごし下さい。
    なおきんさんは、どこかスナフキンの面影を持っていると思います。旅以外の部分でも。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。