いい文章、って?

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まいにちまいにち膨大な量の文を書く。
「膨大な」といっても、あくまでも「ぼくにしては」だけど。
各方面への業務メールや資料作り。
会議やセミナーでのメモ書き。
個人メールにコメント返し。
ブログのエントリに加え、このごろはメルマガもある。
キーボードをたたき、ペンを走らせる。
慣れないままケータイのキーパッドをたたく。

 

まいにちまいにちまいにちまいにち、こんなふうに文を書きながら、文章を書くのは難しいなあと都度、思う。
そもそも「いい文章」ってなんなんだろう?

リズムがあって、説明的でないもの?
論旨が明確で、迷いのないもの?
ユーモアがあって、下品でないもの?
・・・

いくばくかの表記ルールや表現活用を、ぼくは自分に与えているけど、それが「いい文章」を書くための必要条件というわけでもない。 そもそも「いい文章」とはいったいなんなのか、自分でもよくわからない。

 

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しだいに白んでいく空を窓のむこうに眺めながら、
今日もたくさんの文を書くんだろうな、と思う。
それから少しだけ、途方に暮れる。

 

文だけならまだいいのだ。 でも、
文章になったとたん、ぼくは悩んでしまう。
たとえば今回の、こんな記事のように・・・

 

9 件のコメント

  • 以前友達が超長文メールをケータイで送ってくれました。私はケータイのメールって連絡用くらいにしか使わないので「ご苦労なことで・・・」と思ってしまいました。ケータイよりはPC、PCよりは手紙が好きデス。たまに送った後で取り戻したくなるときがありますが、それもまた味かな、と思います。

  •  なおきんさんの文章にはテーマ、エスプリ、良い意味での精神的バランス、そしてほのかな羞じらいなどが感じられ、読む人を惹き付けます。いつも楽しみにしています。(あまり苦しまないで、時には休養も必要です。)

  • >そもそも「いい文章」ってなんなんだろう?
    リズムがあって、説明的でないもの?
    論旨が明確で、迷いのないもの?
    ユーモアがあって、下品でないもの?
    <これ全部良い俳句の要素です。
    勉強になるな〜!

  • 私なんか絶対考えないことをなおきんさんは考えるのね?(笑)だからそういう羽目になる・・・???

    私なんかいつもつくづく思うのは、その立場で悩んだり苦しむのはそれが必要だからなんじゃないかと思うのね。 様々な仕事や地位、貧乏でも金持ちでもそうだから色んな立場が分かるようになると・・なーーんだってことになるのかも?

  • 相手に自分の気持ちや考えを文章で伝える。職場で書く企画書などにしてもそうですが、文章を書くというのは、本当に難しいです。もともと作文が苦手だった僕にとって、いい文章を書くというのは永遠の課題です。
    ブログで文章を書いていますが、後から読み返して、自分でショックを受けることも多いです・・・。そのときの気分であるとか、感覚で書いていると尚更で、ひどいときには「主語」がなかったりします。
    時々「ブログのイメージとちょっと違うね」と言われたりします。僕が書いた文章を読んで、僕の人物像も読んだ人の中で作られて行っちゃうわけですよね。そのイメージが良くても悪くても(できれば良いほうがいいですが)読み手にイメージを浮かばせることができる文章はかけるようになりたいものです。
    考えれば考えるほど、まとまりのないコメントになってしまいましたが、これが僕です(笑)

  • 文章って難しいです。
    読む相手の心情に左右されると思っています。
    いつも穏やかで冷静に判断できる人
    になりたいと思っていますが、
    私にはまだまだ修行が足りぬようです。
    ま、これも、人間味ということで。

  • ちぃさん、一番ゲット、おめでとさまです!
    電子文書がやり取りの中心であるいまでこそ、手書き文字によるコミュニケーションのありがたさが染みますね。誤字・乱文だってぜんぜん許せるあったかさがいいです。
    ——————————-
    ターボペンギンさん、ありがとうございます。 心がけているのはいい意味での「愚直さ」と「つたなさ」でしょうか。まあ、もともとうまい文章が書けるわけじゃないので、狙っていなくてもそうなっちゃうんですけど。これからもがんばりますね!
    ——————————-
    遊子さん、ぷちおひさですね! ブログ、拝見させてもらってます。ますます俳句が冴えてますね〜。いまは日本ですか? 和の深さをしみじみ感じます。
    ——————————-
    たまやんさん、多様性と個別性。 表現を繰り返すことで、これまで気づいていなかった自分を発見することもありますね。 才気に溺れる(もともとないし)よりはどこまでも愚直でいたいと、日頃から思います。
    ——————————-
    mu_ne_2さん、ホントそうですね。 他人に気持ちや考えを伝えるのは本当に難しいです。自分は伝えたつもりでも、相手には伝わっていなかったり、別解釈をさせてしまったりと、なかなかうまくいきません。 相手の脳裏にダイレクトにイメージさせる「文章」をめざして、お互いがんばりましょうね。
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    えぬザイル☆さん、そうですね。同じ言葉で同じことを伝えても、読む相手の心情によって伝わり方が違ってくることがありますね。 それから発信者が「誰」かにもよると思います。書き手の人間力、これもまた大事なのかと。ぼくももうちょっと修行しないと・・・(泣)

  • ほんとほんと、文章って難しいですよね、同感です。
    わたしも日々苦悩、精進中です。
    ただ、なおきんさんの場合、イラストの表現力が図抜けていてうらやましいです。
    また遊びに参ります。よろしくお願いします。

  • 人刀さん、初コメント、ありがとさまです!
    「文章」、なかなか奥が深い世界ですよね。 ブログを運営していると、それがよくわかります。 ポイントは 「読み手の言葉で書く」 でしょうか。 つまり、読み手が読みたくなるようなものを、読み手が知っている平易な言葉で、読み手が理解できるような表現で書く。 ことを学びました。 でもそれが出来ているかどうかは別のはなしですけど。 なので、やわらかいイラストで堅い内容をほぐしたりしてます。 人刀さんのブログ、なかなかおもしろいですね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。