旅立つ前に

それがいかなる場所であれ、旅の直前に胸中にあるものは意外にも、不安だ。
まったくなんでまた旅なんてしようと思ったのだろうと、自省の念にも似た後悔だ。 あるいは怠惰。 そして無感動。

そういう意味で、ぼくは確実に老いていると思う。

日常に甘え、変化におびえ、動くより留まろうとするのが「老い」だからだ。 なにしろ46だものな、と思う。 この歳でバックパッカーもどきのひとり旅なんて、やはり不相応なのだ。 お金もかかるし時間もかかる、危険だってともなう(無差別爆弾テロだってある) ・・・ いったい旅のどこがいいのだろうと思う。

いや
ボケた脳にカツを入れよう。
たるんだカラダにカツを入れよう。

旅立ちは明日早朝。
さっそく、旅の支度をはじめなくては・・・

▽ 衣料品

▽ 洗面用具

▽ パソコン類

さらに、正露丸、絆創膏、虫さされ薬、虫除けスプレーなどなど・・

ジャカルタは一泊、その後は何も決めていない。
あえて何も決めないでおいたのだ。
まあ、その土地の風にあたりながら考えようと思う。

そんなわけで、次回は現地からレポートを!

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9 件のコメント

  • お久しぶりです。
    どうか、道中お気をつけて。
    って、それだけにコメントするなってね(笑)。
    いやいや、旅について、あたしも思うことがあり。
    なおきんさでも、そんなふうに思うんだなぁ、
    と思って、ちょいと書き込みしちゃいました。
    ではでは、いってらっしゃーい!

  • トランク一つだけで飛びなすのさright away〜、
    なんてね。。。
    僕は洗面道具は藻って行かないかな。。
    ほんと、歳をとるごとに億劫になりますね。

  • 気を付けていってらっしゃい。
    事件や事故に巻き込まれないと良いのですが。
    でも、なおきんさんのことだから…。
    旅日記楽しみにしています。

  • 行ってらっしゃい!
    旅の前の気持ちってありますよね。
    わたしは旅となると持ち物が大変。
    それだけで何だか疲れちゃいます。
    いろいろと心配ですが楽しんできて下さいね。

  • 行ってらっしゃいませ!誰だったかしら?日本の有名な登山家のお爺ちゃんは、80歳過ぎても大きな山を登りたくって(エベレスト?)その年で訓練をしてとうとう登ったそうですね。冒険を楽しむのに年齢制限はありませんね。気をつけて行ってらっしゃいませ。

  • 見知らぬ土地ですから、無謀さも若さのエネルギーで掻き消えていた頃と違って、蓄積された知識と経験ゆえに多少不安もでてくることと思います。ただ、それが胸騒ぎのようなものであれば時にはキャンセルする勇気も必要かなと思います。ジャカルタに着いて、もし、不安ともまた違う気持ちにかられた時は、あまりディープなところへは行かず、そのまま移動しないか、もしくはそこから他の国へ出ることも考えてみてはいかがでしょうか。私は、何年か前、欧州のある国の地方空港発着のフライトを予約してそこに1週間滞在する予定を前日にキャンセルしたことがあります。仕事ではないからできたことですが、なんとも言えないいやな感じがしたのがその理由でした。テロが横行する時代ですから。結果、私の帰りのフライトとほぼ同時刻に同国首都にある空港出発のフライトのラゲージハンドラーが危険物(ご想像下さい)を仕込もうとして逮捕されたとニュースで聞きました。場所が離れてるから問題なかったんじゃあ、とも考えられますが、命は一つしかありませんから、「場所が違ってよかった。しかも一大事にならずにすんだ。キャンセルしてよかった」と思いました。
    旅の経験値の高いなおきんさんですから、危険に対するカンも磨かれていると思います。ビンビンに気をつけて、でも、楽しんできて下さいね。

  • 旅に出るのはイイものです。ココロにもカラダにも何かしらの刺激を与えてくれる。
    トラブルも多少のことなら思い出ですよね。
    ロクシタンのシャンプー持参ですか。さすが、オシャレさん。
    正露丸も。日本人だネェ。。。
    よい旅を。お土産には 旅先の「空気」をぜひお待ちしてます!

  • 隣に座った人が爆弾を抱えてるかも…。
    そんなこと微塵も考えることなく生活出来る日本。
    平和ボケかもしれませんが、有り難いことです。

    今回の旅でなおきんさんの琴線に触れる事が多々あるんでしょうね…。

    無事、帰国してこそ旅の意義もあります。
    カワイイ息子も待つ身です。

    無理をなさらず、よい時間をお過し下さい。

  • なおきんです。いまジャカルタ市内にあるホテルのカフェでこれを書いています。なぜかBGMは坂本九の「上を向いて歩こう」が流れ、お客はぼくひとり。そしてカウンターには招き猫がぽつんと置かれていました。
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    nekoちゃん、いちばんゲットおめでとさま!
    おひさしぶり、お元気でしたかー。旅はこんなにも疲れるのにどうして出かけちゃうんだろう、って思います。あーあ、北海道にしときゃ良かったってなくらい、ここはホント暑いです。
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    aRyo@灘さん、おひさしぶり! 億劫になるからこそ、からだにむち打って出かけちゃうんです。何をあてにするわけでなく。洗面用具を持つようになったのは、ホテルの備え付け石けんでかぶれたり、シャンプーがあわなくて結膜炎になってからのクセです。やわですよね。
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    すーさん、今のところ無事です。まあ、どこであれ人々はそこに住んでいて、生活を営んでいるわけです。自宅そばで交通事故で死んじゃうこともあるわけだから、被害に遭うかどうかは結局のところ運なのかなと思います。
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    りんごちゃん、旅の持ち物は出来るだけシンプルに、なければ現地調達すればいいので。でもまあ、肌につけるものは普段使っているもののほうがいいんだけど。インドネシア人はおおむね優しく親切な人が多いです(いまのところ)。
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    ぷうさん、80歳で高い山を登るのはほんとうにタフだけど、冒険心と勇気こそは常に意識し続けたいものですね。タクシーで渋滞に巻き込まれていると、子供がやってきて小銭をせがんできます。結局あげたものの、心中複雑。彼らだって生まれる場所が違っていたらこうならなかったのかも、と。
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    ぱりぱりさん、ご忠告、痛み入ります。キャンセルすることも、また勇気ですね。ジャカルタはいま大きなホテルやでバーとはナーバスになっていて、タクシーも爆弾探知機をあてられるし、手荷物検査もしっかりあります。日本の平和さをありがたいと思うのはこういうときですね。でもたまに、たるんだ神経を、きゅーってしめたくなるんです。誰のおかげで幸せに暮らせてるんだ?と身を引き締めるためにも。
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    おかみっちょんさん、多少のトラブルは旅の醍醐味です。さっそくいろいろと予定外のことが起こっています。でもまあ、いまのところケガもゲリもなく、元気に街を歩き回っています。さてそろそろ空港へいかなくちゃ。これから別の都市に向かいます。部屋はまだとってないけど。
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    faithiaさん、爆弾テロは被害に遭う人はもちろん、爆弾ごと命を捨てる人もまた被害者です。世界にはまだまだ不幸な人たちがいて、日本人も不幸な人はいるけれど何か次元が違う、どこか甘さが起因するような気もします。平和はけっしてタダではないですからね。ではそろそろ次の街に移動することにします。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。