毎日2本。月に60本。
ぼくのバナナ消費量である。
豆乳と混ぜて、朝晩ジュースで飲む。
バナナはきまって近所の八百屋で買う。
いつもバナナと豆乳だけを買うので、店主や店番のお兄さんになじみになってしまった。どちらからともなくつい、井戸端会議的な世間話が始まったりもする。閉店間際に立ち寄れば、おまけしてもらうこともある。こうなるともう、気分は主婦である。
バナナがずいぶん安いんですよ。
お兄さんにいわれて、あらためて思った。確かに安い。しかもどれもフィリピン産だ。もともとこの八百屋はエクアドル産のバナナの取り扱いが多かったのだけど。
総務省小売物価統計 東京都区1キロあたりの値段【毎日JP11月4日WEB版】
理由は中国。ありがたくない理由だ。
日本と尖閣諸島の領有権をめぐって東シナ海でもめているように、南シナ海では西沙諸島をめぐってフィリピンともめている。中国は島が欲しいわけじゃない。島周辺に埋蔵されている石油が目当てだ。これも尖閣同様。さらにいえばベトナムともめている南沙諸島も同じ目的だ。
「もめている」といえば、喧嘩両成敗的な物言いになるが、なんのことはない。中国がとつぜん「そこはわしらのもの」と言い出して、もともとフィリピンやベトナムの領海に軍艦を現地に派遣し、実力行使に出ているというわけだ。
中国のパターンはどれも似ている。
軍事力で脅して、経済で弱らせる。つまりさんざん軍艦で脅し、続いてフィリピンから物を買わない戦法にでたわけだ。おかげで中国向けの輸出品は、どれも中国の税関で足止めを喰らい、売りづらくなっている。これも日本ではおなじみである。例によって中国政府の嫌がらせパターンである。そのおかげで、とくに生鮮ものは影響が大きい。保税倉庫でどんどん腐ってしまうからだ。
そこで中国向けに生産したバナナが、行き場を失い日本に入ってきている。供給過多なため価格が下落したというわけだ。何を隠そう日本は世界で第4位のバナナ輸入国。安くなるのはありがたいけど、複雑な思いである。
フィリピンにはもともと在日米軍同様、米軍基地があったが、1992年に撤収してしまった。その後どうなったか? さっそく1995年に中国海軍がフィリピン領のミスチーフ礁を奪い、建造物を建てた。これと同じことが、未来の尖閣にならなければと思う。
バナナの値段がもとに戻りますように。
というのもヘンな願望だけれど。
iPadやiPhoneなどの画面は、何かと汚れやすいですね。こまめに拭きとるのもいいけど、こすりすぎて逆に細かな傷がついたりして困ってました。そこでこれ。タッチパネルクリーナー iCOLOCOLO(アイコロコロ)。さっとひとコロするだけで、汚れスッキリ!重宝してます。ただ保護フィルムが貼ってあるとやりづらいですね。「保護フィルムは画質を悪くするから貼ってません」なひとには無条件におすすめします。
▲ iPhoneだと両端が余るけれど、ひとふきでOK。
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