犬は一度嗅いだ匂いを忘れない

犬は一度嗅いだ匂いを忘れない

見知らぬ犬同士がであったとき
たがいの匂いを嗅ぎ会う
とくに、おしりのまわりの匂いには
相手の性別や年齢はもちろん
どこに住んでいるか、強さや性格
などの情報が含まれているという

さんぽのときに、ちびきちは
すれちがう犬のおしりを嗅いで
あいさつをしている

名刺交換のようなものなので
しばし止まってぼくは見守る

そのようすから、はた目にも
犬の性格がわかるような気がする

堂々と嗅がせる犬は自信家で
しっぽを下げておしりを隠す犬は
どこか自信が無さそうだ

互いのおしりの匂いを嗅ごうとして
犬が二匹が、ぐるぐる回って
リードが絡まることがある

相手のことは知りたいけれど
自分のことは知られたくないと
思っているんだろうか?

そうやってまわる犬たちの
リードをほどいてやりながら
まるでSNSのようだなあと思う

個人情報保護の世界
知りたいけど知られたくない
そう思いながら人間たちも
ぐるぐると回っている

7 件のコメント

  • 「匂い」、思えば私もそれには敏感です。「女性」 の判別は 「匂い」 が決定的です。それが例え 「人工的なもの」 であっても、「それを選んだ」 がその女性の判断・決断なのですから、「一体」 だと信じます。あとは、「味」 です(笑)。

  • 犬のお尻の臭いから、そんなにたくさんの情報を読み取れるのですか。
    どこに住んでるかまでわかるとは、ちょっとびっくりしました。

    人間だと、自分のことをたくさん話す人は、他人の情報を詮索しない人が多いように思います。

    反対に、他人の詮索が好きな人ほど、自分のことは話したがらず、少しでも聞かれたり質問されるのさえ嫌がり、過敏に反応したりする。

    そんな傾向があるように感じます。

    自分の話をするか、他人の話をするか。
    間をもたせるための会話の方法であり、その人のコミュニケーション手段なのでしょう。

    犬の世界と同じだとすると、他人の詮索が好きな人ほど、自分に自信が持てない人なのかなぁ。

    なおきんさゎ、ちびきちくんの写真、たくさんありがとうです。
    このまんまるお目目がチャームポイントですね!

  • 「レストランに入っても犬が気が狂わないのは何故」の回答は、喫茶店の中の様な雑音の中、居酒屋の中の様な騒音に近いざわめきの中、人はなぜ対面や横の人たちと会話できて、酒や料理で気分が盛り上がります。携帯やノートで一人仕事に打ち込む人だっている訳です。それは、聴音の取捨選択をしているからだそうです。それと同じことが言えて、犬の嗅覚は人の数千倍と言われていますが、それは嗅覚細胞の密度が人のそれに比べて「桁違い」からきている観察で、その最終兵器みたいな嗅覚は「犬が望んだ時だけ機能するもの」なんですね。例えば、人の目の数千倍の視覚能力がある動物が居たら、その目がいつも能力全開で光を感じていたら、ほぼ暗闇の中でした目を開けなりますね。ですから、ワンちゃんは「必要な時だけ、必要な量の能力を選択的に開放する」訳です。それはそれで凄い能力ですね。無い袖は振れないけど、袖が100本もあるのに振る振らないを完全に自制できる訳ですから。

  • なおきんさんの描くちびちゃんの絵、私は大好きですよ。
    見る人みんな可愛いって言います、ホントですよ〜。

  • 昔の同僚さん、一番ゲットおめでとさまです!
    「女性の判別は匂い」という同僚さん。わかる気がします。でもそれはもしかするとフェロモンでは?それにしても「味」とは!?(笑)
    ——————————-
    はてなさん、
    なるほど「詮索したがる人は自分のことは話したがらない」というのも一理ありそうですね。いっぽうで自分のことばかり喋りたがる人は「承認欲求が強い人」で、これは自信のなさのあらわれとも思えます。いろいろありますね。
    ——————————-
    昔の同僚さん、
    おかえりなさい。「犬の嗅覚は望んだ時にだけ機能する」ですか。なるほど〜。それなら気が狂わなさそうですね。感受性が強すぎて傷つきやすく壊れやすいぼくのような人間には、羨ましくて仕方がありません。
    ——————————-
    risaさん、
    ちびきちのイラストへの救いのコトバ、ありがとさまです。そう言ってもらえると、奮起できそうです。がんばってまた登場させますね。

  • 「匂い」 って言えば、昔に一緒に短期出張したチェコ、その帰り道で 「こかれたXの匂い」 、一生忘れられません(爆)。それも 「なすり合い」 になって、楽しかったですね(笑)。「味」 はそこに巣食っているバクテリアの生産物の味ですから、「ヤクルト」 のような乳酸飲料の様な感じでしょうか(汗)。砂糖味がしたらその女性は糖尿かもしれませんが(笑)。今までそのようなケースはありませんでした、幸か不幸か(苦笑)。いずれにしても、「匂い」 も 「味」 も
    記憶という引き出しにくっ付いた 「取っ手」 や表示札のようなもの、あの時の 「X」 の取っ手を掴んで引き出しを引くと 「むあっ」 とするのは、我々の脳体験が 「ある種の電気信号に過ぎない(マトリックスのモーファス船長談・笑)」からでしょう。強い 「臨場感」 を伴って鼻をつくあの 「なおきんさんのXの匂い」 、でも 「想い出」 は長い時を経て、大抵の場合に 「美化されるもの」 ですので、「匂い → 香り」 に変化するか、したか、と問われれば、「残念ながら、幸運にも」 とお答えいたします(爆)。

  • 「感受性が強すぎて傷つきやすく壊れやすいぼくのような人間」
    なんかそれって可哀想ですね、辛いでしょう。
    私は感受性は強いけど傷つきにくい、壊れにくい、だからおんなとして見てもらえませんわね、わっはっは。
    でもね、家でひとり静かに涙を流すことはよくありますよ。
    なおきんさんの絵とちびちゃんの写真はほんとに好きだから、ずーっと応援していますよ〜(^^)

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    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。