Pictures in 7 days

トイプードルのちびきちと暮らすようになって、いつもそばにカメラを置くようになった。それまで写真は旅先やイベントなどにしか撮ることはなかった。いまじゃ、半分以上は犬の写真を撮る。いちにち撮ったら、無線LANiPhoneに保存。カレンダーアプリで管理している。先週末は雪が降り積もった。そんな日は不思議なもので、部屋の中で撮影してもちゃんとそこには雪の気配が感じられた。


見上げるちびきちは、いつも何かを期待しているようにみえる。実際に何かを期待している。おやつか散歩かボール遊びか。そうじゃなかったときのがっかりした表情もまた、はっきり見て取れる。


ときおり、不意にたそがれるちびきち。「犬のくせに」と思うが、犬だってうまくいかないことを少し嘆いてみせることもある。そんなとき「フッ」と鼻で息を吐く。少しだけ大人びてみえる。うまくいかないことを経験するたび、犬も人もひとつ大人になる。


家ではあまりエアコンを使わない。暖房器具はもっぱらこの電気毛布。ひざ掛けにしたり、こんなふうにソファの上に敷いて使う。安物だけど電気代もかからず重宝している。ちびきちもお気に入りである。


休みの日は、必ずと言っていいくらい宅配業者が注文したものを届けにくる。チャイムが鳴るとモニターにお兄さんの姿が映る。ちびきちはそれを見て吠える。いつも同じ。「おまえに用はないんだよ」と思うが、ちびきちにとってはじゅうぶん当事者のつもりなのだ。


庭に積もる雪を見て、自分の影を見る。白い雪が眩しいから、より影の黒さが際立つのだろうか。しっぽをふる。影のしっぽもそれに合わせて左右に揺れる。


日曜日の朝は一面の銀世界。ちびきちはそれが雪で、肉球を刺すほど冷たいことを知らない。だからダイブしておどろく。前足をあげたまま固まる。しばらくそのまま動かない。面白いので見ていたら、首をこちらに向け「クン」と小さく鳴く。戦意喪失の意思表明である。


ふだんならジョガーの姿でいっぱいの多摩川の土手にはだれもいず、足あとひとつない雪の綿。地表がどうあろうといっこうにかまわない朝陽が顔をのぞかせた。


雪の日に洗濯を干す。上下から紫外線があたり、白さが増すようにも思われるがもちろんそんなこともなく、朝干して昼になっても湿っていただけだった。

きょうも良いいち日を。

あ、せっかくなのでボツにしたイラストも載せました。何がしたいのかわからないイラスト。きっと、iPad用のタブレットペンを手に入れたばかりでうれしくて描いたのだと思う。

WACOM Intuos Creative Stylus

これがそのペン。それがどうした?みたいなペンだけれど、筆圧機能が実装され、ようやくこれならiPadでもイラストが描けそうと思わせるものがあります。これ

6 件のコメント

  • エヘッヘ、時差の関係で一番乗りは結構らくちんなんです。この話題、「カメラがいつも傍に」って iPhone を持つようになってから特に感じます。カメラ機能は貧弱ですが、「ナイヨリマシ」ですから、納得して使っています。でも、iPad2 で構えて撮るのはちょっと〜、です。どうしてかは敢えて分析しませんが … 使っている方がたまに居ますので。

  • ちょっと間が空いたので書き込みします。カメラマンって言う商売は、カメラへの投資が収入に見合うかなのですが、ほとんどの場合、オーバースペックなカメラを持っているか、でなくても収入が追いつかないカメラセットを所有しているプロが結構居ます。多分、グランドピアノを買う99.99%が「元を取れない」人たちなのと似ていますね。実際、秒10コマ以上撮れるカメラって「あほ専用」な感じで、上手い人が撮ると返ってジャストなシーンを逃したりします。せいぜい、秒5コマもあれば良いと、経験的に思うのです。でも、最近のSONY、実にいいカメラ出していて、ミノルタ党だった私は無論SONYのデジ一使っています。でも、サンニッパっていうレンズ、たけ〜、でもボケ味最高、しかしピントの幅が30センチも無くて、これを振り回すのは大変です。いつか、一本いかがですか、なおきんさん。とりとめもないこと書いてしまいました、すみません。

  • ちびきち君、可愛いですね。実は同犬種を飼っていたことがありました、家で。中学生の頃でしたが、大変な寂しがり屋さんでした。犬か猫かで好みが別れるのが普通だと思うのですが、中にはどっちもって言う人も居るかもですね、そのどっちもさんは身の回りには今まで見知ることがありませんでしたが。ちびきち君、いつか会えるかもです。でも、なかなか電話も繋がらないし、どこをほっつき歩いているんだか(笑)。でも、元気そうでなによりです、二人とも。

  • 本文ではなく、なおきんさんのコメント欄に対してですw
    今日も会社のある独身女性の席に花束が届いてました。
    今日に限らず、誕生日に、喧嘩の仲直りに、それはそれはステキなバラの花束が届きます。※これは、決して特殊な例ではありません。
    男性が恥ずかしくなくこういうことをする文化って、素敵ですね。
    抗日運動の中国人のニュースしか知らない日本人には想像できないと思いますが、実際の中国は、日本が太刀打ちできないレベルにロマンチストです。
    今日、花束をもらえない妙齢の女性は、おそらくバツの悪い想いをしているのでは?

  • 昔の同僚さん、一番ゲットおめでとさまです!
    なになになに!3連投稿なんてすばらしい。そういえばカメラマンなんですよね。多才だからもうどれが本業なんだか・・。むかし、パンフレット用のモデル撮影ついでに、秘匿のプライベート写真も撮っていたことを思い出しました。まったくもう。毎度ながら電話に出れずすみません。ていうかホント気づかないんです。まあ元気ということでお許しを。
    ―――――――――――――――
    ベティさん、
    コメントを読んでいて思い当たるのは、ぼく自身、日本に住み始めてから女性に花を贈る機会が滅多になくなったということです。海外で暮らしていた頃は、あらゆる機会で花を贈っていました。それがとても自然なことだと思っていたフシがあります。どうしてだろう? また、人に花を贈る習慣を取り戻したくなりました。中年ロマンス男をめざします。

  • なおきんさん、すごい「記憶力」ですね!あのギャラって「超一流カメラマン並み」なものだったと考えれば考えられるかもですね、すみません社内でいろいろとご迷惑かけたみたいで。でも、S氏がご自分で承諾された金額でしたので … カメラマンもしてますし、「自称」ではない資格も契約もあるので生活の糧を稼いでいられるのが嬉しくもあり楽しくもあります。何でも「好きこそ」ですね。

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    なおきん

    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。