引退してもまだ40年、平均寿命100歳の時代を生きる

40になったとき「ああ、人生も半分終わったなあ」と思ったものだけど、50を過ぎたいま、「案外、今が半分なのかもしれない」と考え直している。

いま生まれた子供の半数は107歳まで生きる

100年前の人が、100歳まで生きる確率は1%に満たない。ところがどうだろう? いまや人類の平均寿命は1年で3ヶ月延伸のペースで上昇している。実に10年で2年半である。日本では100歳を迎えた人全員に銀杯が贈られる制度がある。1963年の対象者は153人だった。それが今では3万人。さすがに予算が不足しはじめたのか2016年、純銀製だった杯は銀メッキに変更された。そのうち100歳を超えは希少性がなくなり、やがて廃止されるのではないか。

2017年に生まれてくる赤ちゃんは、今より25年も長生きする可能性がある。現在83歳の日本人平均寿命は、なんと108歳まで伸びる!2017+108 = 2125年。今年生まれる赤ちゃんの半数は、2125年まで生きるということでもある。

2125年、日本はどうなっているのか?
子を持つ親でなくても気になるところだ。試算によれば、日本の人口はこのとき6,000万人。ちょうど現在の半数である。だいぶスカスカになる印象がある。

それより、ぼくが気になるのが平均年齢である。日本人の平均年齢は現在46歳。名誉かどうかは知らないが、世界一である。ちなみにアメリカとロシアが37歳、中国36歳、インドが26歳だ。日本は他を圧倒している。熟年層はますますぶあつく、若年層はますますうすくなる。社会全体が保守的になるのも無理はない。それに人口の3ぶんの1がボケ始めるお年頃である。大丈夫だろうか?

人生プランを書き直すほどのインパクト

人生計画があるとすれば、だいぶ書き直す必要がある。あなたが50歳なら95歳まで生きる確率は過半数だし、40歳なら100歳まで生きる可能性が半分もある。40年〜60年という年月は短くはない。たった今生まれた赤ん坊が、還暦を迎えるほどの年月である。こんなのもはや余暇じゃない。

すでにご想像のとおり、今の制度で年金はもたない。給付を受ける権利を主張したとしよう。だがその手で絞めているのは政府ではなく、若い現役世代の人たちの首である。ぼくたちには覚悟が必要である。何十年も質素な生活を耐え続けるか、それとも100歳になるまで働くか。

どちらもイヤならサステイナブルに生きるほかない。ひとつは健康を維持すること。もうひとつは(年金以外に)定期収入を得ておくこと。

日本のような先進国では、老化がもたらす最大のリスクは認知症だろう。データによれば60歳の1%、75歳の7%、85歳の30%で認知症が発生している。じゃあ100歳だと? 予想はつくけど想像はしたくない。認知症のまま100歳を超える自分の姿は、ちょっと想像したくない。

旅先で見かける日本人旅行者。20〜30代はめっきり減り、ほとんどは高齢者である。みんな実に元気である。70代はかつての50代のようだし、今の80歳はかつての60代にしか見えない。いずれは世界各国で、100歳を超える日本人旅行者と出会うのだろう。それは奇異なことじゃない。

だが問題は旅費である。
100歳を超えても自由に旅に出れるほどの生活費を、どうやって稼ぐのか? 言うまでもないけど、年金だけでは無理である。これには月々の稼ぎが必要だ。体力と知力に自信があるなら労働収入で、なければ資産からのキャッシュフローでしかない。いわゆる不労所得である。

 

もはや資産しかあなたを守れない

不労所得を得るための資産づくり。
これこそが100年もの寿命を抱えるぼくたちの、マスト条件である。不労所得の大御所は不動産。サラリーマンなら銀行からの融資を受けやすいため、レバレッジが効く。ぼくも退職する数年前から融資を受けて不動産をいくつか取得しておいた。だが人口減が明白な国内不動産は条件が年々厳しくなる。そこで、人口が増えている国の海外不動産もポートフォリオに加える必要がある。これからやるならフィリピン、USA、イギリスが面白そうだ。それからラオスやモンゴルも。実はぼくは明日からラオスへ飛ぶが、目的は不動産の視察である。

まとまった初期資金がないなら、ネットビジネスが安価に始められて良さそうである。だが市場はいくぶん飽和気味で、広告収入モデルはいまや企業レベルの参入により、個人ではなかなか稼げなくなってもいる。工夫が必要だろう。ネットショップ利用者のための物販も手堅い。個人的にはビットコインなどの仮想通貨がこれからしばらくバブルになるから、乗っておくのも悪くないと思う。

いずれにせよ、不労所得は資産が源泉、つまり資産づくりのための投資が必要である。これがもう、日本では誰も教えてくれない。知らないことは危険なことと、周りはリスクをとることを勧めないだろう。だが本当のリスクは勤め先の給料しかないことではないか。そこは3年後もあなたに給料を保証してくれるだろうか? たったひとつしかない収入源を、他人の手で奪われる可能性があるというのがまず、最大のリスクである。

人生100年。就労期間はこのうち40年程度。
だがまだ人生は40年もある。あなたはもう誰かを養う必要はないかもしれないし、まだあるかもしれない。せっかくだから自由になりたいと思うかもしれない。自分を守り、残り40年を謳歌させてくれるのは、自ら作っておいた資産である。できれば50まで、遅くとも70までに月次30万円以上、キャッシュフローを生む資産を作っておく。これをお勧めします。

簡単にいうなよ、
なんてことを言われそうですね。
方法については、いつかまた。




2 件のコメント

  • 全くそのとおりですね!長寿化と資産は劇薬扱いでいいと思います。子供が成長した分、自分の歳も増えてますから、そのあたりヒシヒシと。加えて収入源が1つしか無いのは、もう時代的にみてもリスク以外の何ものでもないと実感してます(笑)
    ラオスでの物件視察状況、記事をお待ちしてますね。

  • 本気で老後のこと考えて取り組まないと、生きていくことさえ大変な世の中になりましたものね。
    国も副業を認める時代になりましたね。
    時代が大きく変わってきている現実をしっかりみつめて、私も変わる努力を怠ってはいけないなと実感しています。

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    なおきんプロフィール:最初の職場はドイツ。社会人歴の半分を国外で過ごし、日本でサラリーマンを経験。今はフリーの立場でさまざまなビジネスにトライ中。ドイツの永久ビザを持ち、合間を見てはひとり旅にふらっとでるスナフキン的性格を持つ。1995年に初めてホームページを立ち上げ、ブログ歴は10年。時間と場所にとらわれないライフスタイルを めざす。